2016年に発生した相模原障害者施設殺傷事件（津久井やまゆり園事件）の犯人として逮捕された植松聖（うえまつ さとし）死刑囚。
2020年には横浜地方裁判所で死刑判決を言い渡され、自ら控訴を取り下げたことで死刑が確定しています。
その植松聖死刑囚が、なんと獄中結婚をしていたことがわかりました！
殺害人数が19人という、太平洋戦争後最悪の大量殺人事件の犯人と言われている植松聖死刑囚と結婚をしようと思った女性は一体誰なのでしょうか？
今回は植松聖死刑囚の結婚相手（妻）について調査をしていきたいと思います。
相模原障害者施設殺傷事件（津久井やまゆり園事件）とは
- 2016年（平成28年）7月26日未明に神奈川県立の知的障害者福祉施設「津久井やまゆり園」で発生した大量殺人事件。
- 犯人は同施設の元職員だった植松聖（当時26歳）。
- 刃物を所持して侵入し入所者19人を刺殺、入所者・職員計26人に重軽傷を負わせた。
- 殺人などの罪で逮捕・起訴された植松聖は、2020年（令和2年）3月に横浜地方裁判所で死刑判決を言い渡され、自ら控訴を取り下げたことで死刑が確定
- 殺害人数19人は、当事件が発生した時点で太平洋戦争後の日本で発生した単独犯の殺人事件としては最も多く、日本社会に衝撃を与えた。
8年前の事件となりますが、当時世間では衝撃的な事件としてものすごく騒がれましたね。
私も当時、ニュースでこの事件を知り、大変衝撃を受けたことを覚えています。
施設にはさまざまな障害を抱えた方が入所しており、植松聖死刑囚は犯行動機の一部として、下記のように語っています。
- 事件を起こした自分に社会が賛同するはずだった
- 事件を起こしたのは不幸を減らすため
- （障がい者を）殺害した自分は救世主だ
- （犯行は）日本のため
つまり、初めから障がい者を狙って襲っていたのです。
当時「障がい者なんていなくなってしまえ」と供述もしていたそうです。
他の犯行動機としては、「施設を辞めさせられて恨んでいた」とも話していたそう。
逆恨みや障がい者への差別的思考によって犯罪に走るなど、随分と勝手な犯行動機ですよね。
植松聖死刑囚は獄中結婚していた
こちらが獄中で植松智死刑囚が直筆で書いた結婚報告の文書です。
なんて書いてあるのでしょうか？
少し読みづらいので全文ご紹介します。
私事ですが、結婚する運びとなり、恥ずかしい話で驚いて発⚫︎いたしました。
篠田先生、弁護人や皆々様の御陰でございます。
恐縮至極に存じますが、彼女の顔を立てては頂けないでしょうか。
私にはもったいない美人なので、CIAかKGB、MI6、公安警察のスパイかもしれませんが、、。
形だけの夫婦になりますが、志を合わせて一歩一歩平和に突き進み、日々努めることを心に戒めます。
令和6年9月9日 植松 聖
とても19人の命を奪った犯人とは思えないような文面ですよね。
8年間の投獄生活が彼の人格を更生したのか、もしくは結婚相手となった女性が彼を変えたのでしょうか。
一体、獄中結婚した相手の女性はどんな人なのか気になりますね。
植松聖死刑囚の獄中結婚相手(妻)の顔画像は？
植松聖死刑囚の結婚相手と言われる女性の顔画像は現時点では報道されていません。
いまだ苦しんでいる事件の被害者遺族のことを考え、今後も顔画像は報道されることは無いのではないかと考えます。
と言うことで、結婚相手の女性のわかっている情報をまとめました。
- 美人な女性
- 記憶障害（解離性健忘）を持っている
- 過去に自殺未遂経験あり
- 植松聖死刑囚に何度も差し入れを行い、本人からの礼状も届いているという女性
- 植松聖との結婚により、家族と対立し実家を出ている
「美人な女性」は植松聖死刑囚の手紙情報です。
植松聖死刑囚の結婚相手である女性は15歳の高校1年生の時に、事情があって入院していた病院で出会った知的障害のある男性に性的暴行を受けていた過去があるそうです。
しかし警察が捜査に動き出したものの、相手の男性は否認、証拠不十分ということで立件できなかったのです。
その時の体験が彼女の心に深い傷を残してしまい、記憶障害（解離性健忘）を発症して普通の生活ができなくなってしまったとのこと。
解離性健忘とは、心的外傷やストレスによって引き起こされる健忘（記憶障害）のことで、自分にとって重要な情報が思い出せなくなる記憶障害。
記憶障害を発症して忘れてしまいたいと思うくらい、精神的に追い詰められてしまったのでしょう。
その後、女性は解離性健忘の治療を始めています。
植松聖死刑囚の獄中結婚の経緯は？
きっかけは結婚相手(妻)が植松聖死刑囚に興味を持った
解離性健忘の治療の過程で相模原障害者施設殺傷事件（津久井やまゆり園事件）が発生。
知的障害のある男性に性的暴行を受けた過去がある女性は、障がい者を大量に殺害した植松聖死刑囚に興味を持ったそうです。
彼女自身も過去の経験から、複雑な思いだったそうなので、この時点では「恋愛感情」を持ったわけではなさそうですね。
その後、結婚相手の女性が植松聖死刑囚にアプローチするきっかけとなった出来事は下記の通り。
昨年知り合い、友人になったとても素晴らしい方がいるのですが、過去に有名な事件で服役していたことを知りました。
全くそんなことを感じさせないほど、１人の女性を愛して仲間を大事にして優しさで溢れている方だったので、知った時は驚きが隠せませんでした。
人には誰しもいろいろな面があり、先入観にとらわれてはいけないと思いました。
つまり、
と思ったことがきっかけのようですね。
結婚相手の女性は、植松聖死刑囚と面会する前から、本人に何度も差し入れを行い、本人からの礼状も届いていたと言います。
きっかけが何にせよ、実際にアプローチする行動力はすごいですね。
死刑確定者は家族と弁護人以外は接見禁止
植松聖死刑囚は2020年に死刑が確定していますが、
そのため、結婚相手の女性が植松聖死刑囚と獄中結婚して家族にならなければ面会ができないということでした。
それでも覚悟を決めていた女性は、実家を出てまでも植松聖死刑囚との獄中結婚を選んだのです。
自身の家族にはもちろん、結婚については認めてもらえていません。
その後、2024年7月に編集者を通じて面会に行き、獄中結婚という運びになったようです。
「家族にならなければ面会ができない」ということから、面会するために獄中結婚をしたというようにも取れますが、果たしてそこに「恋愛感情」があったのかは不明ですね。
SNSの声
ここからは、植松聖死刑囚の獄中結婚に対する世間の声について調査しました。
- 障害者相手じゃ何もしてくれない国と違って、ぶっ殺してくれる植松のことを好きになるのは当然
- 一緒に暮らすわけじゃないし、獄中結婚という形で繋がっていたいと思ったのでは？
- コメントに困る複雑さ
- どうしてそうなった？
- 親からしたら絶望
まとめるとこのような意見がありました。
確かに結婚相手の女性については何も悪いことをしていませんし、むしろ過去には性的暴行を受けた被害者です。
当時自身が被害を受けても、事件として扱ってもらえなかった経験から、植松聖死刑囚の行動が、彼女の心を動かしてしまったのでしょう。
結婚相手の女性の親からしたら、死刑囚との獄中結婚は、許されないかもしれませんが。。
以上、植松聖死刑囚と獄中結婚した妻について、まとめさせていただきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
