東京都知事選が終了しても、話題が絶えない石丸伸二氏。
発言が問題視されることも多く、「アスペルガー症候群では?」と疑問を持つ人もいるようです。
本記事では、石丸伸二氏がアスペルガー症候群と言われる理由が何故なのか、検証していきます。
石丸伸二のアスペルガー症候群はデマ?
まず結論から言うと、石丸伸二氏がアスペルガー症候群という事実はどこにもありません。
彼がアスペルガー症候群だという情報が出回っている理由は、一部のネットユーザーによる書き込みが原因だと思われます。
後ほどその理由についても細かく解説していきます。
石丸伸二のプロフィール
- 名前:石丸 伸二(いしまる しんじ)
- 生年月日:1982年8月12日
- 年齢:42歳(2024年7月現在)
- 出身地:広島県高田郡吉田町(現:安芸高田市)
- 最終学歴:京都大学経済学部
- 前職:広島県安芸高田市市長、三菱UFJ銀行行員
- 所属政党:無所属
アスペルガー症候群とは?
主に以下4つの特徴があります。
- 社会的コミュニケーションの困難
- 会話は表面上問題なくできるが、発言の意図を勘違いしやすく、傷つきやすい。複数人の会話だと、誰に対して発言しているのか分からなかったり、相手や環境の変化に気づかないことがある。
- 対人関係の困難
- 場の空気を読むことや相手の気持ちを理解することが苦手であるため、自己中心的と思われたり、意図せず相手を傷つけてしまう発言をして、周囲の人からひんしゅくをかうことがある。
- こだわりが強い
- 興味を持つととことん熱中し、他のことが目に入らなくなったり、自分の興味のあることをずっとしゃべり続ける傾向。
- 法則性や規則性のあるものを好む傾向。
- この特性は逆に強みとして活かすこともでき、興味のある物事に関しては、たくさんの情報を記憶したり、説明したりすることができる人も多くいる。
- 感覚の偏り
- 視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚のどれかが非常に過敏である「感覚過敏」が多く見られる。
また、アスペルガー症候群の人によく見られる行動として、以下があります。
- 相手の反応や状況を察することが難しい
- 発言が一方的
- 大人との会話を好む
- 言葉の裏の意味や曖昧な表現が分からない
- 特定のものやことがらにこだわる
- ものの形や図柄が変わらないものを好む
- 同じ動作を繰り返す
石丸伸二がアスペルガー症候群と言われる理由3選
それでは、石丸伸二氏がなぜアスペルガー症候群だと言われるのか。
上記で解説したアスペルガーと言われる人に見られる特徴・行動に当てはめながら、SNSの声と照らし合わせて解説していきましょう。
①ひたすら同じ動作を正確に繰り返す
当事者だから言わせてもらうけど、石丸伸二はある程度のASD(アスペルガー)と同じ特性がある 。サワヤンとの対談で、趣味の1つであるジャグリングを「ひたすら同じ動作を正確に繰り返す」と評価していたこともピンときた
引用:X
YouTubeでサワヤンさんとの対談で、石丸伸二氏は趣味の一つとして、「ジャグリング」と挙げています。
ジャグリングは「ひたすら同じ動作を正確に繰り返す」競技であるため、複雑な動きが苦手な自身には合っていると答えています。
こちらは、アスペルガー症候群によく見られる行動の一つとしては当てはまってしまいます。
②相手の反応を読み取れず、発言が一方的
石丸伸二。質問への回答を絶対にせず、質問を返し相手を攻撃してしまう。この手の人は一定数いる。情報をきちんと把握する前に異様な解釈をして先制攻撃をしてくる。耳から脳への情報処理速度と脳内の情報処理速度、感情処理速度に乖離がある。他責攻撃型の典型的アスペルガーだと思う。
引用:X
石丸伸二氏のインタビューや会見では、相手の反応を読み取れずに一方的な話し方をする態度に不快感を抱く人が多く、SNSでも大きな話題となりました。
つまりは対人関係において、相手の感情を理解するのが苦手な様子が伺えるようにも見えます。
こちらも、アスペルガー症候群によく見られる特徴・行動の一つとしては当てはまってしまうのではないでしょうか。
③発言の意図を勘違いしやすく、会話が噛み合わない
石丸伸二氏はフジテレビ系「Mr.サンデー“七夕決戦”都知事選SP」にリモート生出演した際、元乃木坂46の山崎怜奈さんが公約に対する質問を投げかけました。
その際、石丸伸二氏は「大変申し訳ないのですが、前提のくだりが全く正しくないなというふうに感じましたよ。ゼロ公約と私が今回掲げた政策、どこに共通点があるように解釈されたんですか? 全然次元が違うと思う」と発言。
この発言は、石丸伸二氏が世間から大変バッシングを受けたことで話題ですよね。
しかし、SNSでは以下のようなコメントもありました。
東京都知事選で善戦した『石丸伸二』さんはASDの傾向がかなり強い。 インタビューの受け答えを見たらすぐ分かる。 定型発達の普通のアナウンサーが、曖昧な表現を使って質問すると、 途端にASDは論理が噛み合わず、本当に質問の意味が分からなくなる。 これは、石丸さんがメディアをバカにしてるわけではなく、ASD特有の、 『全てを論理的に話さないと、話しの辻褄が分からない』 この障害によるもの。
引用:X
つまりは話の辻褄が合わず、曖昧に質問されてしまったがために、何を答えたらいいか分からなかったと言うことになります。
あくまでも世間の一意見となりますので、実態については不明です。
しかし、そうであるならば言葉の裏の意味や曖昧な表現が分からないと言う点において当てはまってしまうのでは無いでしょうか。
まとめ
今回の記事で石丸伸二氏がアスペルガー症候群と言われる理由について解説した内容は以下になります。
- ひたすら同じ動作を正確に繰り返す
- 相手の反応を読み取れず、発言が一方的
- 発言の意図を勘違いしやすく、会話が噛み合わない
実際のところは、石丸伸二氏がアスペルガー症候群だと事実はどこにもありません。
仮にそうだとしても、アスペルガー症候群の方達は独特なカリスマ性があり、人を魅了する力があると言われています。
現に石丸伸二氏は今回の東京都知事選において、多くの都民の心を掴み、結果的に2位と言う素晴らしい結果を残しています。
今後も何かしらの政治活動は続けていく意欲を示されているので、この先のどのような活躍が見られるか楽しみですね!